特許テクニーク


特許エキスパートが、業務サービスを提供するときの「テクニ~ク」

特許実務のテクニ~ク情報。出願から権利化のステージごとに分けてコンテンツを構成。背景が「ブラック」のコンテンツを鋭意作成中。


 

出願書類の留意事項(技術別)

特許請求の範囲、明細書などの出願書類は、発明が属する技術分野が異なれば、留意事項も異なります。本編は、コンテンツ「グローバル明細書」をベースに、技術別に留意すべき事項を記載しています。


 

中間処理編


 

出願戦術編

特許出願に際しての「戦術」を記載するコンテンツ。本編における「戦術」とは、特許法の枠組みの中で、直面する現実の事案に適した条項を複数選択して互いに絡ませ、より良い特許権をとったり、ミスをフォローするための方法を意味します。



 

法律知識編

本編は、特許法の条文のうち、知財専門家が実務を行う上で重要な条文の規定を厳選して概説するコンテンツです。特許法を「使う」=「条文の規定を現実の具体的なケースに適用する」ためには、条文の趣旨・論点・重要判例を知っておく必要があります。頭の中に記憶してあるから大丈夫…ですが、記憶は揮発する性質を有します。だからこその備忘録です。条文ごとに、思い出さなくてはいけない関連する判例等のKWを記しています。



 

資料編

特許権の登録件数

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日本特許庁への特許出願件数

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西暦-元号対応表

元号-西暦対比表

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Appendix

日本国特許出願の明細書/特許請求の範囲/要約/図面の電子ファイルをマイクロソフト社のWordを使って作成する際、段落番号等を自動挿入するたえのフィールドマクロ作成の方法の一例を下記に記載します。

 

=フィールド編集=

 

まず、ワードファイルの任意の行において、

 

[Ctrl]+[F9]

 

を同時に押すと、フィールド編集欄{}が挿入されます。次に、フィールド編集欄{}に次のコードを入力します。

 

{ SEQ 段落番号 \#"【0000】" \*DBCHAR}

 

【0000】は明細書の段落番号を示し、数字は“0000”とすれば【0001】から自動的に番号が振られます。コードの「段落番号」及び「【】」以外はすべて(数字0000も)半角で入力します。また、「段落番号」の前後および「 \*DBCHAR」の前に半角スペースの挿入が必要です。なお、「 \*DBCHAR」は数字の全角表示(ダブルキャラクター)を意味します。

 

次に、入力した{ SEQ 段落番号 \#"【0000】" \*DBCHAR}の上にカーソルを置き、右クリックで「フィールドの編集」を選択すると、フィールド・ウィンドウが立ち上がります。「フィールド プロパティの詳細」画面にて「書式を更新時に変更しない」にチェックすると、フィールドコードが

 

{SEQ 段落番号 \#"【0000】" \*DBCHAR  \* MERGEFORMAT }

 

のように編集され、ワードファイルの表示は段落番号【0001】が表示されます。

そして、フィールド(【0001】)をコピー&ペーストしてフィールド欄を選択し、選択範囲において右クリックで「フィールド更新」すると段落番号が連番で更新されます。

 

なお、コードの「【】」の内容を変更すれば特許請求の範囲の【請求項1】、図面の【図1】も同様に作成できます。図面であれば「【】」を【図0】(※0は半角)、

Microsoftは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

Microsoft Wordは、米国Microsoft Corporationの商品名称です。


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